「一ツ木の住宅」住宅特集掲載

「一ツ木の住宅」が新建築住宅特集5月号に掲載されました。

https://t.co/36uYhQE25f?amp=1

土間特集号です。

この住宅は道路との境界面に大きな固定網戸をつくり、フィルターをかけています。

床仕上は段差をつけながら、三和土の内庭、土間コン、フローリング、Pタイルと少しずつ外部が染み入るようになっています。

壁や天井の仕上も構造体現し、真壁、大壁と奥に進むにつれ、仕上げられます。

使われている素材もラーチ合板、ラワン合板、シナ合板、ポリ合板と段々と肌理が細かくなっていきます。

休止期間を含めると設計に5年かかり、20年しか住まないという時間の概念ももう一つのテーマです。

お施主さん自ら手を加えられる余地を残し、改修しやすいプランとなっています。

外壁は商品名「ベランダくん」というベランダの防水下地に使われる少し粗い素材で、自然の風化を楽しめます。

新型コロナの影響で外出自粛が求められていますが、ここでは家の中に外を感じられる仕掛けがたくさんあります。

吹抜に面したスタディコーナーで在宅勤務されているそうです。

ぜひネットで購入して、ご自宅で御覧ください。

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この記事を書いた人

茨城県水戸市で生まれ。諸江一紀建築設計事務所代表。現在は住宅・シェアハウス・店舗・工房・大学施設などの設計を手がける傍ら、大学で設計教育にも尽力しています。

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