名古屋大学赤崎記念研究館
所在地:愛知県名古屋市千種区
構造規模:鉄筋コンクリート造、6階
施工:安藤建設
延床面積:2,298m2
竣工:2006年
受賞:指名プロポーザル最優秀
備考:C+A(伊藤恭行)での担当物件
赤崎勇特別教授の青色LEDの研究を顕彰するための記念館である。 1階は展示室と実験工場、2〜5階が研究室、6階が赤崎先生の部屋や実験室。 プレキャストコンクリートを用いることで無柱の実験室が実現している。 研究室の窓に設けた西日を除けるアルミ薄板の庇は、時間の経過とともに表情を変え、凹凸がどちらを向いているのかわからなくなるような錯視を生み出す。 プロポーザル時にはLEDを壁面に埋め込み、温度や風環境に応答して変化する様相とガラス張りでダイレクトに周辺環境を写り込ます様相の対比を提案した。 設計のみで、現場監理は受注していない。