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岡崎の住宅

所在地:愛知県岡崎市

構造規模:木造、2階建て

延床面積:122u

構造設計:寺戸巽海構造計画工房

キッチン:プリマヴェーラ

造園:櫻井造景舎

施工:丸平建設

竣工:2014年

写真:中村絵、(一部)谷川ヒロシ

掲載:建築ジャーナル 2015年4月号

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 敷地は愛知県岡崎市細川町。 承久の乱の後、足利義季が上三河国額田郡細川荘へ移住し、名を細川義李と改め、細川家の始祖となった。 子孫には細川護煕元首相がいる。
 地名の通り敷地南側には細い川が流れ、土手には桜が立ち並ぶ。 川と宅地の間の道路には大谷石の擁壁があった。 そのような段々と続く地形を建築の外形にも連続させている。
 住人は高齢のご夫婦とその息子さん。 1階はご夫婦のすべての生活が済まされるように広い。 その上に載る小さな2階の床を少し持ち上げることで、暗くなりがちな1階中心部へ光を取り込んだ。
 内部では床のズレからチラリと視線のやり取りができ、大人同士の関係性が保てる。
 さらに中心の階段室屋根も持ち上げ、換気塔とした。
 外壁にはステンレス板、内壁には鏡がところどころに貼られ、庭や街路の緑が映り込む。 内部ではだまし絵のように空間が拡張する。 外壁で跳ね返される視線、窓から奥へ抜ける視線、その奥はハイサイド窓で明るかったり、鏡で跳ね返されたりする。
 土手や擁壁といった都市的スケールから内部小窓や鏡といった生活スケールまで連なるさまざまな深さをもつことで、住宅にふさわしい透明性を実現したいと考えた。